春の公開が、新型コロナウイルス感染の余波で遅れ、今夏公開になった瀬々敬久監督作品 映画「糸」。

いと

Tジョイ長岡(新潟県長岡市)で観賞したがいの。

冒頭から、瀬々敬久監督らしからぬ、結構ストレートな表現に溢いてて驚いた(ちと、ざあ~とらしさも、ねくはねえが)。
おいはそいの方が大歓迎らかな。
テンポも俄然はえ~
中島みゆきさんの歌の統一も好感持てっし(流れる曲は、「糸」だけらねえがあよ。そんで、おいは中島さんとゆうと、当時、AM深夜ラジオ音楽番組「コッキーポップ」等から流いて来た「時代」「アザミ嬢のララバイ」がスッゲ好きでさ)。
ただ、役者達の感情露わが伝わりにくい面も若干感じっが(感情とゆうもんは、黙ってても観客の心に深く届く、響くがあて。そいをどう見せっかが演出力、映像表現の極意なんじゃね)。
演じ手が叫んでっから、泣いてっから、観客も同様にとはと、全然ならねえがあて。残念ながらの(観客は心の深淵を探っがあて)。
そんげん簡単なもんじゃねえし、実はまた、簡単でもあっがとも思うがいの。

主人公の菅田将暉さんは、今日まで幅広い役柄を演じてることによって(昨年の映画「アルキメデスの大戦」の演技は、目え見張っもんがあっが)、若手ながら、演技の技量はたけくて、こんことにだいぶ助けらいてんじゃねえかと。こん作品はと。
反面、ヒロインの小松菜奈ちゃんは、キャスティンとしては至極適してっと思うろも、、欲言や、演技面じゃ、どっかまあ~ら深さを感じさせねえってゆうか、どっか軽いってゆうんかなあ~ 松方弘樹さんじゃねえろも、(東映の社長の言葉らちい)役者は不良になれっちゅうか、そうゆう人生経験ちゅうか、あいこれ積み重ねんのも必要なんかもと(ここは、彼女へのに関しててのことらっけ、あくまでも、おいの自論らいの)。そうゆうのが役者、女優として全身にまた、滲み出てくんじゃねえろっか(この理論は、東映の社長の言葉からの受け売りらいの)。れもの、確かに、吉永小百合さんのような存在もあっからね。いつまでも可憐で純真な乙女ってゆうか。そうゆうことも(とはゆうもんも、吉永さんの本来の、真(裏?)の顔なんぞ全く知らんがあし、イメージでゆうのはちごうかもらろも)。
まあの、つまりの、そんだけ期待してがあて。菜奈ちゃんに、おいは。好きな女優らっけさ。あの感じ(フィーリン)はとってもイイもん。らっけん、そっからさらにと思てが。

途中の、ヒロイン(
菜奈ちゃん)の過去同様、辛い過去を持つ、投資家であり、キャバクラも経営する男(斎藤工さん)との関係はの、気いなる展開で、もしや、こん男がDVに向かうがねえろっかちゅう予想に反して、実は相手を思う心根の優しい男ってのがグッと来たがあて。ここはうめえ~

ただの、沖縄の場面じゃ、またこうゆうシチュエーションが入んのかと。
なんか、そん男が、現地の人の踊りを見てて、突然、その輪に入ってゆくという流れ。
これって正直、いんのかなと。前作「8年越しの花嫁  奇跡の実話」同様、そう感じた描写んがあて。監督の思い入れなんかよう分らんろもの。ほんで、なげえし。
ドキュメンタリータッチな表現を狙ってとゆうことなんかなあ~ こうゆうのって、なんらかなあ~(観客は置き去りにさいるってゆうか)

音楽は、中々いかったて。亀田誠治さんの。
心の状態を表す曲が、印象的に素敵に仕上がってて。らっけん、この曲を、色々とアレンジして、もっと使えばいいてがんにとも感じたが。もったいねえ~て。
なんかの、変に場面から、音楽外す必要もねえと思うがいの。芸術映画じゃねえがあしさ。自主製作じゃねえがしさ。商業映画。娯楽映画。エンターテイメントんがっけ。どんどん盛り上げんきゃらろ。
ラブストーリーの定石、鉄則って言っても過言じゃねえて。

てゆうことで、ハッピーエンドか、アンハッピーエンドか、そいはお楽しみっちゅうことで、あとは、自分の目で確かめておくんなさいましいいい~

只今、Tジョイ長岡で、絶賛大ヒット上映中~!


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