◆夢ん中居るみてえな感じ

創造に泣いた。

一言でいえば、これらね。


何なんらこの映画。

何かスッゲて。


映画『レディ・プレイヤー1』

(Tジョイ長岡:新潟県長岡市)


レディ


しっかし、スピルバーグ監督って、多彩・多才多芸らし、おっとろえなあ~

パワーあるう~

見習わんばらろ。


あんだけのごちゃごちゃな、それも今の時代の複雑な情報量を、よくもまあ理解して、緻密な映像表現でまとめて、キチンと見せてくっがあて。


おらやらての世界らろ、こういう類って。俺はそうらな。

ウヘッ~らて。


お見逸れいるいや。

どうなってがら、頭ん中はの。
学習して直ぐにものにしちまう天才肌の連中が寄り集まって作ってがろなあ~
理数系の。
スピルバーグは、どっちかといや、そっちんがあて。たぶん。


だっけんの、こんがらがるって言うよりも、面しいがあて。

次から次へ飛び出して来るイメージの世界がの。


そうらなあ~ 何らか夢ん中居るみてえな感じらろっかなあ~

眠ってる時見る夢って、スッゲ唐突らし、やたら都合いいし、どっかおっかねえし、神秘らし、楽しいし… そういったもんが散りばめられてがあねかて。


3D版で観たがあけど、こりゃもうワクワクすっわ。

まんまとの、スピルバーグの手中に嵌って乗せらいるがあて。


◆ナチス vs パルチザンの構図

人間ドラマ的にはどうらかということんがあろも、これがまたのスピルバーグらし、ユダヤ系アメリカ人っていうか、人間の持つ獰猛な欲望と、純粋な崇高性を織り交ぜて、明瞭に浮かび上がらせて行くがいの。

それがの、核心として効いてて、構図的にはの、そう、ナチス対パルチザンというイメージんが。


それをまたの、欠かせないジョン・ウィリアムズの音楽が、バックで盛り上げるがいの。

そいが、以前『マイノリティリポート』で描かいた世界観も彷彿として来っし、ちゃんと下地にもなってがあろの。

しっかしのお、驚くべき映像技術の進歩らて。


どうしょもなく感じ入って涙腺ウルルにすんのはさ、この創造性んが。

この感性も、ああスピルバーグらなと、安心感てもんが湧き上がるし、うめえ~し、古今東西のファンタジー表現の中においても、さすがにちごうと唸るて。

よくもまあ、こういうオリジナリティ溢れる表現を、生み出してくっなと。

『ペンタゴン・ペーパーズ』も作ったりと、矢継ぎ早の製作渦中にあっても、手を抜かず創造するもんら。


まあ、自分の好きな興味のある世界を好きなように描ける立場にあっからなあ~

むしろ苦らなくて、日々楽しいがあろうなあ~


◆日本のマーケットをちゃんと意識

この映画には、懐かしいキャラクター、音楽が出て来っが。

自分もちょい引っかかんな。

『サタディー・ナイト・フィーバー』のパロディーは、嬉しかったなあ~

こういったのもジーンと来るんさ。


でもの、どっちかと言うと、もっと下の世代が嵌まんだろうな。

ファミコンとかに明け暮れてた世代とかの。

そん頃は、自分はもう大人らったんけん、そんげんのは一回もやらんかったし、そのせいか未だにゲームに興味が全くねえもん。

けどの、その時代の空気は大体感じ取れっし、楽しめたて。

主人公の青年は、フランス人みてえな面持で、ヒロインは、顔に痣(あざ)があるわけえ女。

スピルバーグが引っ張って来そうな女優らと思たて。

でもの、自分も仮想現実でのキャラクターの実体が、この彼女で良かったと感じたが。

確かに痣なんか関係ねえて、とか言って、俺自身もいっぺこと気にすんもん持ってるがし。


敵になる冷酷な女も中々魅力的らよ。


日本人が喜びそうなキャラクター等も散りばめらいてて、スピルバーグが日本のマーケットを、ちゃんとまたの、意識してんのが分かるし、故・黒澤明監督への敬意もあるがろと思わいるネーミング❝トシロウ❞にニヤッとなっが。
そんげんらっけん、『七人の侍』のエスプリも今作に入ってんのも分かってくっが。


◆仮想現実と現実世界で暮らす日々

3D版での館内は、8割ぐれえ観客が入ってて、男女とも10~30代辺りが多かった感じらろかなあ。

観終わってから、皆ザワついてたんが印象的らったて。


そんで、これはの、間違いなくCG表現のリアルのリアルという『アバター』登場の時のような、斬新で新しい映像表現の時代の到来を、一つに見せつけてたと自分は思ういの。

ほんに、名匠・スピルバーグ監督はただもんらねえて


VRという仮想現実と生の世界のリアル。

これから人類はこの世界にもっと身近に突入して行くがあろう。

スピルバーグはの、未来をまた予言、予見すっが。


現に、SNSの仮想現実と、現実世界を、俺らは生きてがっけんの。日々。

アバター等を通じりゃ、例えば、行ってもねえのに行ったかのような現実、真実をあれやこれやフェイクでいっくらでも作れっがねかて。相手にはそれが嘘らとは中々分からんで。

こいが仮想現実の一つらこての。

あっ、俺に関しちゃそれはねえと思うよ。ちゃんと実際に外国とかに行ってるがすけの。
一応の。


しいて言わせて貰うとしたらの、3Dメガネでねくて、新しい形態のメガネ、またはVRゴーグルで、個人だけらなく、映画館という特殊な空間で、大勢の観客と、映画を共有、共感しての、皆でホントにそこに居る、置かいてるような真にリアルな体験をしたいもんらて。

もう既に、そんげんことも可能らと思うけども。


まら、Tジョイ長岡:新潟県長岡市上映中らよ!

2D字幕版らけども、そいでも十分楽しめると思ういの。

観てくんなせの!



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ほんじゃね。


平成30年6月1日



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