★竹内まりやのグロリアスな人生
俺とはぜってえ出会わんろうし、おたげえぜってえ過ぎ去るろうて。
好みもあっしの。それはまあ置いといてと。
デビューから、夫となる山下達郎との出会いとか。
世の中にはこういう風な、人生が恵まいてる人が居んだなあ~と。
それをまた、本人が穏やかに振り返れっと。
だっけん、歌にも、暗さや翳りを、余り感じねえがなと。
そりゃ、しっとり聴かせるバラードもあるにはあっが、
そう感じはしねえフィーリングんがあて。
妙に、そこにいつもホッとさせらいてるみてえなとこもあって。
山下達郎もそいがあて。
ある意味、殆ど現実感がねえてゆうか。
ほいと、何らろう、竹内まりやのあの歌声もそうさせっがあろかなあ~
独特の響きらよ(二人供ね)。今回観て聴いても、また、そう思たろも。
そいも、こん人の恵まいた天性んがらと思たて。
そういう風に、彼女が、幸福であり続けらいんのは、何々らろうと。
ラストに流いる映像に、その意味が、もしかしてあんかも。
家族とか、生まいた場所とか。あの光景や正に射す光を観てっと、そう思えたが。
この締めの映像を観てたら、自ずと何かウルッとなって来たがいの。
そいまでのライブ映像やインサートさいる現在のインタビュー映像の積み重ねもあって。
ジーンと来っが。
映画の構造的に、こういう持ってき方もあんのかと。
こういう音楽映画もあっかなと。
これはの、そう、竹内まりやのこれまでの人生そのものを表してがあて。幸福に満ちたヒロイン、シンガーソングライター、女性、妻…として。
そう、とてもの、竹内まりやというヒロインの、一本のゴージャスで素敵な、
真実の映画らったて。
「souvenir the movie Mariya Takeuchi Theater Live」
観客層は、20代後半~70代前半ぐれえらったかな。
そいなりに入ってたし。
この観客、ファン層を観ても、彼女は恵まいてるような。
人はホント、あれこれ色んな人生を歩む訳んがあろも。
そいと、竹内まりやの人生について、そりゃこっちじゃ計り知れねえもんがあっろうと
思うろもの。
同じくつい最近、やはり女性シンガー、
レディ・ガガ主演 映画「アリー スター誕生」を観たがあて。
この作品はこの作品で、ある面、シリアスな凄味というドラマの点では、本作と対極に
あっがあて。
見応えのある、中々すんばらしい音楽映画らったいの。
★ニューミュージックをライトフィーリングにした
竹内まりやというとの、デビューシングル「戻っておいで私の時間」(ドナ・サマーの歌にインスパイアされたんかな)や「ドリーム・オブ・ユー」を、
リアルタイムでシングルレコード購入して、そん時思たんが、
何か風が変わった感じって言うかの。
ニューミュージックも、よりライトフィーリングになったみてえな。
そいが。彼女かららねえろっか。そういや。
そいまでらと、どっかま~ら、どことなく暗さを引きずってたみてえな
感じらったがあて。
ほいとの、河合奈保子の「けんかをやめて」「Invitation」のシングルレコードも
こうたし、LP「VARIETY」もこうたがいの。
そっからあとはワアリイろも、こうてねえろもの(スイヤセ~ン)。
最近じゃ、図書館からベストCD盤借りて聴いたて。ああ、あと、映画「劇場版 はいからさんが通る 前編&後編」を観た時に、主題歌を
彼女が作ってて、それ聴いたがあて。良かったいの。
あとの、山下達郎(当時、ラスト・ステップが好きで)。
妻である彼女のライブで毎回らろう、バックでサポートして支えてる(守ってるって
言った方がイイろか)姿がとても印象的で、近いがよね。
あんましこういう場面観たことねえよなと。
感心。
この二人の後を追ってんのが、布袋寅泰と今井美樹の夫婦らねえろかなと。
そんで、思い返したんは、数年前にあった長岡市立劇場での山下達郎コンサートに
行きてかったことらて。
発売と同時に、直ぐチケット売り切いたがあて。
ああ、観てかったなあ~
★アメリカンポップスが繋ぐもの
竹内まりやは、アメリカに留学してたことや、スタジオ録音をしたこともあって、
原点に帰るみてえに、アメリカを訪れる場面もあっての。
それもスッゲ幸せそうのがよね。
あの当時に、アメリカ録音してたんもラッキーらねえろか。留学が活きたこともあったんかは知らんろもの。
たぶん、LAらと思うろも、そこの中古レコード店に立ち寄って、レコード探しを
すっがよ。
取り出したんが、バリー・ホワイトのLP。
へえ~ 俺は、氏の「愛のテーマ」が好きらったがいの。
話によっと、山下達郎は、同じくレコード探しをすっ時、手袋嵌めてやっとか。
なるへそ、早探すためとか、汚さんようにとか、そういうことなんかな。
だっけんの、二人に共通すんのは、アメリカの50年代~80年代のポップスんがあろ。
一つに繋いでるもんて。
これんがあて。こっからんがあて。明るうて、爽快で、気持ちを楽しくさせるポップンな曲。
どっか乾いた空気、雲一つ無い澄み切った晴天。アメリカというグロリアスな国。
これって、日本人誰もがと言っていい程、憧れを抱くもんらと思うがいの。
俺もそうらし。未だにあっすけ。ただの、歴史を振り返りゃ、考えんばならんとこもの。
アメリカという国の成り立ちの現実を観て行けばの。 一応と。
★音楽映像はシネコンに相応しい!
ほいで、このようなライブ映像をベースにした音楽映画は、こいからの時代、
もっと量産さいてもいんじゃねと。
シネコンの映画館の大スクリーンと大音響で、観てみてえて。あれこれ。
そうらなあ~ 例えば、ユーミンとかのライブらこっつぁの。まあ、切りねえろもの。
赤ちゃん、お子ちゃま向けに。若もん向けに。ばさじさ向けに。うちの親父なんか喜んで行くがねえろかの。
昭和20年代初頭ぐれえまでの懐メロの映像とからったら。
★射し続ける光のもう一つの意味とは?
ほんでの、竹内まりやのことを、後にSNSの「ウィキペディア(Wikipedia)」で
確認したら、島根県出雲市の生まれで。
そいも出雲大社の正門前とかって。
ええっ~!何じゃそりゃあ~って感じで。
そのオーラなんか一つに。
もしかして、あの幸福感に包まいた人生は。
そういうのってあると思うて。
ラストの何だこの美しい光はと思った、あの映像の光景は、
その神々しさらったんかなあ~
こりゃまた不思議なもんらなあ~
生まれながらにして、彼女はとても恵まいてたということなんかもしんねえて。
オススメらよ!
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ほんじゃね。
平成31年1月16日
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