Tジョイ長岡(新潟県長岡市)で観て来たれえ~!
映画「ぐらんぶる」
あいらろ、題名からして、リュック・ベッソン監督の名作フランス映画「グラン・ブルー」から感化さいたがあろと思ってたがいの。
何か漫画が原作ってのも薄々認知してて、れも、俺は読んだことねえが。
らっけん、内容は、そん映画と全く関係ねえ話んがあろっかと思てての。
ほしたら、そうれねくて、やっぱ関係があったちゅうか。
最初は全く分かんねくてさ。
何のがこの話みてえな。
どうゆうこっちゃ?らったがあて。
そいが話が進む内に、ジワジワ世界がやっとこさ見いて来て。
何らそうゆうことなんかと。
主役の二人の男は、中々いい味出してて。
そん取り巻き連中も、ある意味どっか変てこゆうたら、ちとちごうかもらろも。
あいらて、湘南とかに居そうな連中らて。ナンパなって感じの男ども。モテそうな。
こん連中が、予想外のこいまたおかしな行動すっから、そう思えちまうがいの。たぶん。
そんでもって、そいとは全く対象外の頼りねえ草食系なんさ。主役二人は。
ほんで、高嶋政宏さんが突如登場して。のっけから、大林宣彦監督作品如く、テンション超たこうて(待ってましたかまた…)。
こりゃ、吹き出し大笑いんがあろも、周りの観客を気にして、クスクス笑いで何とか抑えてと。
ヒロインってゆうか、女優陣全員が、何てゆうたらいいんかのお~ 監督好みなんか知らんろもの、ワアリイろも、俺のタイプらねえくてさあ~(色気等、全く感じんくて)。そこは、萎え々々気分になっちまって(あくまでも、個人的好みらっけの)。
作品は全体的に、まあ、以前観て結構好きな、冬のコメディ映画「疾風ロンド」の夏版て感じらろっかな。そう、どっかB級感の匂いプンプンのさ。
そうそう、嬉ちかったんは、名作青春映画「ちはやふる(シリーズ)」の男優メンバー二人(矢本悠馬さん、森永悠希さん)が、ちょい絡む場面があって。
あれ、監督意識してっよなあ~「ちはやふる」を。中々オモシレかったてえ~ いいキャラクターらよなあ~ こん二人。
映画「コンフィデンスマンJP プリンセス編」
初めて観たて「コンフィデンスマン」を。
詐欺師のドラマってんは一応、知ってはいたが。
ああ、なるへそねの世界。
ボクちゃんなんてキャラクターは、どっか「キイハンター」を思い出したて。そいが東出昌大さんが演じてての。意外ってゆうか。れも、いいかもしんねみてえな。
ダー子ね。オモシレエ名前らね。
長澤まさみさんは、熟して来てる感。ちとまあ色気も出て来たってゆうかな。
小日向文世さんもいいすね。安定すっとゆうか。この人の演技もオッモシレエよなあ~
目立ったんが、柴田恭平さん。シッブいねえ~ 嵌り役って感じしたて。ドラマ全体を引き締めてくいたと思た。
ビビアン・スーさん、なっつかしい。俺、結構好きで。あのあっけらかんとした性格が当時。カワユクて。そいと、器用な子らなあ~と。
カメオも豪華で。Gacktさんの登場がカッチョ良くてさ。
あと、デビ夫人にジャッキー・チェンさん?(実はジャッキーちゃんらった)にと。うっお!
五十嵐役の小手伸也さんは、いい押さえらよね。キャラ的に効いてる。
江口洋介さんの反社会勢力も、いい味出してたんじゃね。
あとは、やっぱ、三浦春馬さんらこての。結構、好感度たけえ好きな男優らったてがんになあ~(個人的に、映画「君に届け」の演技が印象に残ってて。あと、ロシア女性の三浦春馬ファンの方々との交流となった「Youは何しに日本へ?」での好青年ぶりが好印象で)。今映画シリーズじゃ、レギュラーのおいしい要所のインパクトある役柄らったんに。う~ん。残念でなんねえ~ マジ、辛なったて。
そんで、準主役のヒロイン、こっくりさん。演技等、悪くはねえがあろもの、ただ、何か俺の好みのタイプの女優じゃねえってゆうかの(どっちかといや、メガネかけてた方が良かったがよな。色気感じたもん)。何かねえ~今一感情移入出来んくてさ。俺はね(しょうがねえろ。好みってあっがっけ)。ワアリイろもの。
あとの、演出の2回入るフラッシュバック(回想)が、マジいらねんじゃねと。
安手な感じがしてさ。ほいで、押し付けがましいってゆうかの。そいらったら、もっとちごう表現を考え出してほしいもんらて。
そいとの、「ぐらんぶる」もそうらったろも、キーポイントの小物(小道具)の演出も安手でさ。
普通、こうゆう時なら、ミクロがマクロに転嫁しんきゃならんと思うがあろもの(世界観が広がって感動が湧き上がる手法)、何かその逆になっちまってて、全然映画的じゃねえがよね。正直引くて。何のが一体と。
そうそう、気になったんは、邸宅ん中じゃ盗聴とかもしてねえがあかの?監視カメラがあったり、何せ莫大な遺産、権威の授受の件のがっけん。そうなりゃ当然してんじゃねと(今作のあとのこまけえとこは、もうどうでもいいろもの)。
この作品の神髄って、ゆうてみりゃ、ジョージ・ロイ・ヒル監督の名作アメリカ映画「スティング」みてえなもんらってことんがいね。
れもさ、取るもんは、ちゃんとガッポリ取って貰いてえもんらて。綺麗事らねくてさ。そう思たが。ダー子達も、食って行かんきゃんがねえねかて。
そいにしても、金かけて作ってがあよ。大掛かりな海外ロケしてての。
ほいとさ、北大路欣也さんのオチが、今一よく分んねくて、しっくりこんくて(俺、バカらっけ)。どうゆうことんが?教えてくんなせえて。
おまけ映像もそいがあて。何のが?
あいらろあれ、深作欣二監督の映画「蒲田行進曲」の階段落ちのパロディらろ。ほんと、単なるおまけってことんがあかの?
そんで、長澤まさみさんが、風間杜夫さんの雰囲気を上手く醸し出してたんは、ちょい驚いたて。ええっ~って感じで(何か妙な色気あったなあ~)。
生瀬勝久さんは、「疾風ロンド」風につこうてほしいよなあ~ もっと笑い取れっのにい~
新潟県長岡市より。
エンターテインメント ブログランキングへ