映画「るろうに剣心 京都大火編」。
お盆にTジョイ長岡で観て来ましたて。
かなり気合い入れて頑張って作ってんじゃねというのが、率直な感想。
途中で終わったんだけど、続きが観たいよ
「るろうに剣心」は、某学校の講義で、テレビアニメ版を学生に見せたのが、自分にとっても作品世界を知る最初の体験だった。
和月伸宏氏の賢者な才能で、幕末の歴史を、剣心を通して奇想天外で現代的なエンターテイメント時代劇に仕立て上げてるのが興味深かった。
深層心理を抉るみたいにリアルな描写を見せつけてくんのも気に入ったね。
その辺の世界観を映画版は、前作以上に強調して、大友監督が今作で見せようとしていたのが伝わって来た。怖さというものを出そうとしていたのを。
その追求姿勢は大歓迎
大友監督流のアクション演出は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」以来の独特な表現。
佐藤健、神木龍之介、伊勢谷友介等が、体を張って、凄味のある殺陣を展開し、目を見張る。
強いて生意気を言わせてもらうと、個性的な殺陣の表現はとてもいいんだけど、動ばかりのアクションが連続すると、観客の方は、意外に段々とワクワクドキドキがなくなっちゃうんじゃねえのかと。
動だけでなく、静(間)も大切じゃねとやっぱ思ったりして。
そういう面で、昔の時代劇の名監督というのは巧かったよねえ。
名前を上げれば、伊藤大輔、マキノ雅弘、三隅研次、田中徳三、加藤泰、工藤栄一…
無駄の無い的確な演出で、観客を唸らせる。
これも学生に講義で見せた時の話。
両作とも大好きな三隅研次監督の作品だったけど、「子連れ狼 三途の川の乳母車」は、表現が斬新、グロくて凄く怖い。
「座頭市 血煙り街道」は、とても緊迫感がある。迫力が尋常じゃないと感想を述べてた。
このように、今の学生にもちゃんと印象深く伝わったんだよね。
だから、その辺の演出をさらに研ぎ澄ましてほしいと思ったという。
それは、一つにカメラワークかも。
近頃のセンスの無いハリウッド映画みたいに、何でもかんでもいろんな角度から手持ちカメラで撮って、観客を煽るように忙しく編集すればいいっていうもんじゃない。結局、無に帰すだけ。何にもこっちのハートに来ねえ。
効果的なカットは、一カットでも済むし、その方がズシンと伝わんじゃねえのかな。
偉そうに生言ってすんませ~ん。怒られっぞ大友監督に
いやいや、今作を観て、それだけ期待があるということなんすよ。
そんで、今作が好感が持てた理由には、この人の存在も絶対欠かせない。
前作でラストに印象に残り、いつも頭に過っていた女優、武井咲(えみ)。
今回でもう惚れちゃったよ
それは、彼女の役割がこの作品を前作に増して一層魅力的なもの(華)にしていたから。
剣心との愛の行方がやっぱ気になる。
それと、この作品もそうだけど、歴史背景を勉強しておくともっとストーリー展開が面白くなると思う。 自分は歴史好きなんで、特にこのあたりの戊辰戦争の時代はね。
鳥羽伏見の戦いは、当地、新潟県長岡市の越後長岡藩が深く関わっているということもあるし。
そう、軍事総督・河井継之助ですよ。
命がけで彼らが西軍と戦って、大阪城に戻ると、徳川慶喜からトンズラされてたというね。もうガックシみたいな。
たぶんこの時、河井は、いい意味でこの慶喜の無様な一件を反面教師にして、こういう卑怯な態度は絶対取ってはならないと、自分に念を押したんじゃないか。(ちと言い過ぎか。まあいいや)
目上の者に裏切られて初めて、人としての真の悔しさを知っただろうし、それが、周り(同志)をどれだけ落胆させ、信用を無くすかとか諸々を。
だから、武士ならば、最後の最後まで自分の信念を貫け、忠義を尽くせとね。
それで、ああいうラストサムライと言われる程の壮絶な最期を迎えた。
とにかくまあ、後になれば、どれもしょうがないというのが、歴史なんだと思う。
あ~だこ~だ先人達を幾ら責めても始まんない面があるしね。
そして、歴史を長い時間の中でじっくり見つめていくことも重要な気がする。
だから、自分の今があんのは、こうして生きてんのが一つに大事だと思ってます。
また、偉そうにこいつう~ 何てどやされそうですが。
そして、「るろうに剣心 京都大火編」で、深く関わって来る剣心へのスゴ腕の刺客、
四乃森蒼紫(伊勢谷友介)の命名の謎を、茶々とスマホで現地リポートして、
映像アップしました。
どうぞ、ご覧くらはい
おまけ
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ほんじゃね。
平成26年8月21日
それと、BIGニュースです。
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昨夏8月に、ロシア(ハバロフスク、ウラジボォストーク)に一人で行って 取材した、
映像アップ しました。
松たか子、May J. ビックリ? 「アナと雪の女王」 ロシア版?
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ぜひご視聴下さい!
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