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邦画ロック

2015年12月12日23:38

スネオヘアーライブ真冬のツンドラ感想吉乃川・瓢亭長岡市

カテゴリ: 邦画ロック; ライブ

「スネオヘアーTOUR 2015
真冬のツンドラ～スネオヘアーは一人です。～」
＜新潟県長岡市摂田屋吉乃川・瓢亭（ひさごてい）2015.11.26Thu＞に、

行ってきやしたぜ

宮内・摂田屋に、そこに長岡市出身のロックスター、スネオヘアー

がやって来る

ワクワクドキドキ

外は小雨。ちょい寒い。

ライブ会場は、越後長岡の清酒

で有名な吉乃川酒造の瓢亭。
ここは普段、お酒の資料館兼交流館みたいな和的スペース。
面白い趣向。こういう所で色々やってみるといいよね。

着いた時は始まったばかり。
受付には、スネオヘアーと対談したり、特集を地元新潟の民放テレビや雑誌で組まれてる月刊にいがたタウン情報・代表の棚橋和博氏だった。

ええっ～スネオヘアーを御贔屓にしていただいてる有名な方だ。
そうか、段々観えてきた。このライブ自体もこの会場選定もこの方のプロモートなんだなあと。
なるほどお～センスあるねえ～

客層は、パッと見、20代～50代ぐらい。女性

が多い。結構、男性ファンの姿も。

そんで、一言、いやあ～良かったあ～グッド！

スゲエ良かったあ～

このライブのセトリは以下に。順番間違ってるとこあっかもだけど。

headphone music　ほう～最初はこれで来たかと。
赤いコート　スローな感じで。サビでホロリしょぼん

となる。何かマジに涙もろくなったなあ俺。
LOVE ＆ C　途中まで。あとはいつものグダグダなお喋り。
ロードムービー　行ったこと無いけど

アメリカ西部の広～いイメージが湧き上がる。
カーテンとシベリア　新曲と言えばいいのか。これって切ねえ歌なんだよなあ～
それをさらりとニヒルに歌うからな。
スキップ＊雨音の効果音あり。　外は雨

だったし、イイ感じにマッチ。
ターミナル＊雑踏の効果音あり。サビとか星

を観に行こうの純粋なフレーズに何かジーン。 Wolk & Joy　長岡市の歌みたいな。長岡花火の時にこの歌をバックに打ち上げてほしいもんだ。頼むぜ森市長ビックリマーク

長岡生姜醤油味・青島ラーメン

発言してたな。相当、お気に入りのようだ。
笑顔の数　NST

の情報番組「スマイル・スタジアム」の主題歌だった。
スピード　ああっ、これ何だっけなあ～何か聴いた

ことあるなと思ったら。良かったよ聴けて。
アコースティックバージョンで。
言いたいことはいつも　これが来るとは。仕事帰りの人が多いからこの選曲は頷けると。
セイコウトウテイ　自分的に、このライブで一番良かった

大感動

染みたねえ～
これもアコースティックバージョンでも物凄くイイグッド！

歌詞が明瞭に聴こえた。
歌詞が切ねえ～ぜ、この地に住むもんには。
たぶん、この歌は、今の季節

のような長岡市の情景の中でのことなんでしょと。
ユニバース　宇宙

みたいのフレーズがグイグイ沁み込んで来る。
ニュータウンへ続く道　これも、この地に住む者にとって来るよね。
長峰辺りの丘陵地のイメージがグワーっと湧き上がるもん。
スターマイン　これは正にそうだって。泣ける。花火

って心象風景、原風景じゃない。長岡人には。切っても切り離せない存在。
やさしいうた　優しいんだよね。基本的にスネオヘアーの世界観てものは。
アコースティックで聴くとまた。
乱暴、粗雑な俺とは育ち方が違うんだろうなあ～

吉乃川の即興CMソング　これが中々良かったんだよね。実際に使ったらどうかと思ったもん。
吉乃川のCMソング、冗談抜きに、やってみたいようだよ。検討されてみては。

あるあるCM集　こんなお遊びも。多才で、ユーモアセンスあるなスネオは。大爆笑だった。

ここで、我慢できないらしく、スネオはトイレ

へ。
こういうことを平気でやるグダグダ感満載のロックアーティストでもある。
演奏は間違うは、吹っ飛ばすは。好き勝手にダラダラ喋るは。こちらに投げて来るは。
そこに親近感を感じるというか何と言えばいいか。
それもひっくるめてイイねえ～オモシレエ～ほんに、アーティストらこての（長岡弁）。

また今度ね　正に締めの歌。シニカルなことをするよな。それで納得させられてしまう。

アンコールは、何と、無かった
と言うか、吹っ飛んだ

のかな。会場のクローズ時間の関係で。
その時のスネオヘアーのハイビックリマーク

おしまいみたいな、突き放すような終わり方がやたら可笑しかったニコニコ

やるなあ～

女性陣がエーッて不満の声をあげてたね。もっと聴きたいと。

ギター1本

の弾き語りだったんだけど、さすがに上手い。プロだ。
あんな風に、自由自在に自分も弾けたらなあ～（絶対に無理だ）。

全体を通してのセレクトは、雨の日が続いてたこともあったし、当日も小雨だったし、雨にまつわる歌が多かった気が。それが、しっとりと沁み込むように伝わってくるというか。
聴衆は皆、しっくりと聴き込んでいたようだった。

あったまるねえスネオヘアーの歌は。気持ちがドキドキ

　切ねえんだけど

それにしてもやっぱ声がイイねえ～透き通る声。
あと、今回、割と近くでご本人を観たんだけど、小顔なんだね。男前、イケメンじゃねえかよ。
俺とは違うわ。当たり前か。

会場が、吉乃川酒造・瓢亭ということもあって、何とスンバラシイ特典が

吉乃川さんの計らいで、吉乃川の日本酒のワンカップ（上越新幹線E4系カップ）とボトル（吉乃川吟醸酒）をお土産に頂けたのだ。

やったああ～　う～れちいなあ～　うれちいなあ～

もう、顔が綻んだよ。日本酒好きなんでにひひ

早速帰宅してから、ライブの余韻に浸ってグイグイ頂きやした。
美味かったあ～　こちらも最高～

それから、１２月２１日（月）、東京・渋谷クラブクアトロでのバンド編成ライブ、
スネオヘアー LIVE 2015「真冬のツンドラ」～ツンドラより愛を込めて
こちらも行きてえなあ～行きたくなったぜ、おいと。

★おまけ映像

どうぞご覧

下さい

◆スネオヘアーお気に入り、長岡生姜醤油味・青島ラーメン
秘密のケンミンSHOWで話題沸騰

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平成２７年１２月１２日

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2015年11月26日16:57

スネオヘアー新譜CD「Tundra」評！本日、瓢亭（長岡市）ライブ

カテゴリ: 邦画ロック; ライブ

「フェニックス・ロック・フェスティバル2015」（新潟県長岡市アオーレ長岡 10/24 Sat）。
スネオヘアーの物販ブースで、

新譜CD「Tundra」を購入した

2000円。10曲入り。

それ以来、車内や自室でちょくちょく聴

いてる。
スネオヘアーの音楽性ってどこへ向かうんだろう。柔らかく優しくなって行くような気が。

でも、歌詞には、もどかしい気持ちが。シニカルでニヒルな視点はそのまま。
究極ヤっぱ変わっていないのかもしれない。
原点である「サン・ネオ・エアー」に近いというのか、研ぎ澄ましたというのか。
そういう感も無くもない。

そんで、新譜CD「Tundra」の10曲レビューを以下に

1.マウンテン
スネオヘアーは、長岡市地蔵町に居たらしい（今も実家があるようだ）。
自分の実家もその隣の町内。
実は、この辺りでは窓から長岡市の東山の山並みが観える。
山って、その原風景を意識したんだろうか。
どこか強い意志の様なものも感じる。
やっぱり、スネオヘアーだというメロディー、アレンジ。

2.いない
正に捉えどころのない、いつもの浮遊する孤独感が漂う歌。
言葉のアソビのようなリフレインされる歌詞が沁み込んで来る。
幻想的な仕上がり。

3.カーテンとシベリア
とてもポップなソフトロックに仕上がってる名曲。
軽やかさで幸福感に満たされるが、実はそうではない歌詞。
お互いに距離を置き、お互いに懐かしむ歌のよう。甘い日々を。
そこに見えて来るのは気持ちの開放、新しい歩み。そして、取り留めなく再び現れる孤独。
これはスネオヘアーの心境を歌ったのか。
とにかく、まだ食べたこともお見受けしたこともない「（三角）シベリア」を食べてみたい。
ねえんだよな、あちこちスーパーとか探したけど。

4.日曜日
インストゥルメンタル。
こういう間奏曲を入れるのは、ある面またゆったりした落ち着きのようなものもあるような。

5.タオル
曲調は口ずさみたくなるかのようなメロディー。そこに、どこか辛辣な歌詞が重なって行く。
日曜日が下らない、詰まらないというのは、何だか共感すんだよなあ～
一人であればある程それを強く感じるもん。
ズレるという言葉の表現に、重なり合うことは無いという意味に、スネオヘアーが変わらないことを確信してしまう。そこにある気がする。

6.ツンドラ
インストゥルメンタル。でも、気持ちいいような。
スネオヘアーは実は何もかも肯定的に受け入れてるのか。
その辺の微妙な加減がこちらにしてみると心地イイ。
冷たいけど温かな冬っぽいイメージが浮かんでくる曲でもある。

7.何も言わずに
刻み込まれるメロディー。これもスネオらしい楽曲。イイ感じ。
歌詞が無機質というか鋭さがあるというか、ポエティック。スネオヘアーの真骨頂である。

8.また、今度
とても静かな曲。呟くような。
スネオヘアーって、ある種、俺に近いとこがあんのかもしれない。
言葉が即座に出て来ないから、つい同じことを繰り返してしまう変さみたいな。
そんなコミニュケーションが日常茶飯事で。もどかしくて。おかしくて。

9.例えば
弾む曲調が耳に残る楽しい仕上がり。
諦めに似たグダグダダラダラの生活の中にあっても、それでも光が観えて来る。射し込んで来る。結局、否定も肯定も無い。毎日を暮らして行くということは。

10.宝物
突き放すメロディに乗った、けだるいスネオ語とも言うべき口調の凄く短い歌詞に、深い意味を感じる。
その宝物とは何か。一体何か。
感じることなのか。感じ合うことなのか。

以上です。
アレンジは本人がすべて担当してて、宅録的な製法で仕上がってるのがスネオヘアーらしい。
そういうことが出来る才能に憧れるもんだ。

どこか温かくて、どこか切ない引き込まれるアルバム。
これからの季節、一人、部屋の中で聴くにはピッタリだと思う。

さて、スネオヘアーは、この後にどういう音をまた作りだすのだろう。それが楽しみである。
この新譜は、プロローグかも。