映画「永遠の0」を公開2日目に、新潟県長岡市Tジョイ長岡で観た


1225永遠の0



壮大なの物語。



 

命をかける(捨てる)ことが愛ではない。


生きて帰ってくることが愛(している)ということ。



これは、特攻隊の戦争映画ではない。


というより、自分ひとりの人生じゃない。


きっとそう捉えていたら、もっと日本は違っていたのかもしれない。


今の時代だからこそ、生み出された映画、語れることができる強いメッセージ。



長岡市出身
山本五十六元帥
は、次々に亡くなっていく海軍の若者達の名を一人一人手帳 に記述していたという。

懺悔の念。

俺もいずれそちらに行くから待っててくれみたいな心境もあったらしい。


そして、そのブーゲンビル島での最後は正に死を覚悟していたかのようなものだったそうだ。

これ以上の悲劇に終止符を打つために。


岡田准一演じる主人公・宮部の心境はそれに近いものがあったのではないだろうか。


とにかく生きて若者達を帰すこと。


最後には自分が犠牲になろうと、若者達に日本の未来を託すために。


自分は亡くなった若者達の下に向かう。



それで、女優のキーラナイト・レイが主演の「ラブアクチュアリー」という映画のエンドロールで流れる、空港で帰ってきたと人と抱き合う家族、恋人、友人達の映像が思い浮かんだ。


飛行機 という命のリスクがつきものの乗り物に乗って、無事に帰って来てくれたというその喜びと、迎え、待ってくれている人がいるその喜び。

そこに見せる芯からのお互いの笑顔 が、人のかけがえのない心(愛)を物語っている。


人の笑顔 を引き裂くのは決して愛じゃないだろう。

その後に何が残る!!



ほんじゃね。


平成25年12月25日



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